障害児や親のための短期入所施設の活用

私はこちらのサイトやBOX-軽度障害児・者の親の居場所のサイトを運営する上で定期的に情報の更新をいくつか行っております。
こちらのサイトで言うと、発達障害や知的障害児のための医療機関情報だったり、都内の支援学級、支援学校の情報だったり、児童発達支援や放課後等デイサービスの事業所の情報ですね。

 

そのような更新の時は、私は基本的には新たな事業所なり学校なり医療機関のサイトを見つけた時は、個人的に各サイトを興味深く見る癖があるため、機械的に更新作業を行っているような大手サイトの数倍以上の時間を掛けて作業をしているんです。苦笑

 

そんな中で興味深いサービスを見つけてしまいました。
あ、皆さんにとってはビックリするような情報ではなく、昔からあるであろうサービスの一つである短期入所施設のサービスなんです。
私は既に他界した祖父母と一緒に暮らしていましたが、晩年は共に痴ほう症になってしまい、それはそれは大変な時期を過ごしたものです。
そのような時、遠方の結婚式に参加する両親が申し込んでいたのが、一泊二日のショートステイだったので、私の頭の中ではショートステイ＝お年寄り向けのサービス・・・という勝手な考えが出来上がっており、子供たちむけのデイサービスの事業を調べてても見過ごしていたようです。苦笑

 

そんな頭でっかち？な私がちょっとしたキッカケで障害のある子供たち向けのショートスティサービスの情報を知ってしまったのです。
そう、言うならば、無意識だったから見えなかったものが、意識に上がった途端、色んなものが情報として私の中に入ってきたのですよね。

 

そのキッカケとなったのが東京都の葛飾区にある夢くらぶさんという短期入所施設の事業所です。（こちらの施設については改めて別ページで紹介したいと思います。）

 

こちらの事業所は東京都指定の施設で、障害者総合支援法に基づく「ショートステイ（短期入所）事業」を提供しています。

 

簡単に書くと、家族の病気やご家庭の事情で在宅が困難になった時などに、子供を１泊２日や２泊３日といった短期間預かってくれるサービスです。

 

また、私が無意識から意識に上がった瞬間の一番のポイントはレスパイトケア施設でもあるということ！！（ここ大事なので太字と黄色で目立たせてます！笑）

 

夢くらぶさんのサイトからちょっと引用させて頂くと、レスパイトケアとは・・・

 

私は子供の障害のサイトを立ち上げて2019年2月時点で約10年が経とうとしていますが、その間に数えきれないくらいのパパさんやママさんたちと交流してまいりました。（個別でずっとメールでやり取りしたことも多かったです。）
そんな中で多かったのが、「自分の責任」という重い十字架を必要以上に背負ってしまう人たち。
「親なんだから当然でしょ！」という非難を身内から浴びせられたり。。
だからこそ、私は当時から自分のことも大切にしましょう。自分らしく過ごせる時間を作りましょう！と伝えてきました。

 

ただ、そんな当時はショートステイの活用などとは考えたこともなかったのですが、これは是非とも活用したい（してもらいたい）サービスですね。
子供たちは敏感です。悲しそうな親の顔、元気じゃない親の気を敏感に感じ取ります。
子供たちのためにも活用したいところです。

 

また、高学年になると出る話題の一つに移動教室（修学旅行やスキー教室など含む）です。
学校によっては学年の行事は普通級と支援級が一緒に行うことも多いはず。
その時に親は悩みます。「お泊まりなんかさせたことないから不安」とか「親と離れると・・・」とか。

 

障害のある子たちは環境の変化への対応が苦手なことが多いですので、親が不安になるのも当然なんですよね。
で、親の不安は子に伝わり、子も更に不安になってしまう・・・というパターンも。

 

そんな時にもこのショートステイというサービスを活用するのも良いかなと思います。
子供たちには「慣れ」も大切なポイントです。慣れてくれれば不安もいつの間にかワクワク感に変わると思いませんか？

 

以上のことから、こちらのカテゴリでは不定期ですが、ショートステイのサービスをしている事業所さんが見つかったら、個別にご紹介していきたいと思います！
お楽しみに！！